IKOMAYA【カフェ】奈良その3

最近は急に寒くなってきて少し時期外れかもしれませんが、私の記事ではお初のかき氷です。
奈良県には氷の神様が祀られる「氷室神社」があることから「氷の聖地」とも言われています。それもあってか、最近はかき氷専門店があちらこちらに見られます。

奥さんのリクエストもあり、少し前に奈良の近鉄生駒駅に隣接するグリーンヒル生駒3階にある「IKOMAYA」さんを訪問しました。
場所は元々、手打ちうどん処 伊賀さんが入っていた所ですね。大きなガラス戸で入りやすく、古民家の雰囲気を醸し出していました。

店内に入ってメニューを見ると、いろいろな種類があってびっくり。
レギュラーメニューと恐らく期間限定と思われるメニューがありました。

かき氷以外にもドリンクとかき氷以外のスイーツ（最中・あんみつ・ぜんざい）もありました。

氷は大和氷室の氷。大和氷室の氷は、奈良の水を72時間かけてゆっくりと凍らせることで純度を上げ、ガラスのように透明で硬く解けにくい純氷ができるとのことで、奈良市内唯一の製氷会社の日之出製氷さん製造とのことです。

あまり甘すぎるのは苦手だなぁ…とメニューを眺めていたら、木津川市にある中山珈琲焙煎所さんとのコラボで、コーヒー豆を使ったかき氷「THE NAKAYAMA（1,300円）」を見つけたので、こちらをオーダー。奥さんは「桃ミルク2022（1,300円）」をチョイス。
普段ラーメンを食べている身としては、かき氷に1,000円オーバーか…と思っていましたが、食べた後にその印象は大きく変わりました。

としばらくすると、THE NAKAYAMAが提供されました。

大きなかき氷にミルク蜜がかかっており、その上には粉末珈琲がかかった珈琲クリーム/エスプーマが載っています。また、別添えで珈琲蜜とカルメ焼き（ダルゴナ）が添えられていました。

ミルク蜜と珈琲クリームが載っている部分をすくってみると、想像以上の軽さにびっくり。
口に含むと、ふわっと軽いやわらかな印象のある口どけで、キーンとした鋭い冷たさを感じません。珈琲についてもミルク蜜に負けないコクが感じられ、甘いのが苦手な方にも楽しめそうです。

別添えの珈琲蜜をかけていただくと、さらに珈琲感がアップし、香りも感じられます。かき氷の中にはビスケットも所々隠れており、別添えのカルメ焼きもまぶして食べると、カリカリな食感も楽しめます。しばらく食べ進むと、珈琲ゼリーも顔を出して、食感にさらなる変化も。

こうして食べている間も氷自体が解けにくいことが実感できて、子供のころに食べたすぐ解けてくるかき氷の概念を変えてくれました。
最後はミルク蜜、珈琲蜜に少し溶けた氷が合わさって、しゃりしゃりカフェオレのように。
想像以上に美味しくいただけ、あっという間に平らげてしまいました。

桃ミルク2020を食べた奥さんも満足そうにしていました。

かき氷、侮れませんね。このクオリティーならこの価格を出して食べる価値はあると感じました。
こちらのお店は予約不要で1年中かき氷が楽しめますし、生駒駅からもすぐですので、少しお時間がある方はふらっと寄って楽しむこともできそうです。ご馳走様でした。

個人的評価は3.8としたいと思います。
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5：遠くにあっても絶対いきたい
4：たまに遠出してもいきたいなぁ
3：近くにあったらいくかな
2：お腹が空いてたらいくかも
1：･･･うーん。自分の舌には合わないかも
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※個人的評価です。ご了承ください。

甘味 イコマヤ （カフェ / 鳥居前駅、生駒駅、宝山寺駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.8

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